住まいを新たに建てるときの工事には、建物の建築工事と外構の設置工事の2つの工事が存在します。
しかし、外構工事についてインターネットなどで情報収集をしていると、外構とエクステリアという言葉が同じ意味のように使用されていることも多く、混乱を招きがちです。
そこで今回は、それぞれの意味を知りたいという方に向けて「外構とエクステリアの違い」について詳しく解説していきます。
外構とエクステリアの違いとは？
まず、外構とは「建物の外側に設置する門やフェンス、ウッドデッキやカーポートなどの構造物そのもののこと」を指します。
これらの構造物を設置する工事のことを外構工事といい、外構工事はより住みやすく快適な住まいを作ったり、外観を良くするために行われます。
一方、エクステリアとは「建物の外側にある外構を含めた空間全体」のことを指します。
つまり、エクステリアを構成する要素が、外構であるということになります。
外構の『種類』
・門扉
・門柱
・玄関アプローチ
・ウッドデッキ
・フェンス
・塀
・カーポート
・ガレージ
・照明
・植栽
上記のように、外構にはさまざまな種類やデザインのものが存在します。
住まいを建てる際に建築工事だけではなく外構工事も行う場合は、ハウスメーカーや外構専門業者などに外構工事を依頼し、さまざまな外構のなかから設置する外構を選ぶことになります。
設置する外構の種類やデザインによって、住まいの使い勝手や雰囲気はガラリと変わるため、外構工事を行う際は実際に生活をする姿を具体的にイメージし慎重に選ぶことが重要です。
外構デザインの選び方
外構デザインは、主に下記の3種類に分類されます。
外構工事を行う場合は、それぞれの外構デザインの特徴を理解し、生活スタイルや理想の住まいのイメージに合ったものを選ぶようにしましょう。
●オープン外構
「オープン外構」は、敷地と敷地外との境界に塀やフェンスなどを設置しないことで、明るく開放的な雰囲気を作り出すデザインです。
敷地が狭いという人にもおすすめのデザインです。
●クローズ外構
「クローズ外構」は、敷地と敷地外との境界に塀やフェンスなど全面的にを設置することで、周囲から切り離されたプライベートな空間を作り出すことのできるデザインです。
住まいの防犯性を高めたいという人にもおすすめのデザインです。
●セミクローズ外構
「セミクローズ外構」は、オープン外構とクローズ外構の中間にあたるデザインで、部分的に塀やフェンスなどを設置したり、それらの高さを抑えることで開放感を生み出しつつ必要な箇所の目隠しができる良いとこ取りのデザインです。
良いエクステリアを作るためには
住宅の雰囲気とマッチする良いエクステリアを作るためには、全体の統一感を意識することが大切です。
また、昼だけではなく夜のことも想像し、昼夜問わず使い勝手の良い状態であるかを考えることも重要です。
たとえば、周囲に外灯が少ない場合には、カーポートから玄関までの移動に危険がある可能性があるため足元を照らす照明を設置するなど、さまざま状況を想定することがおすすめです。
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まとめ
いかがでしたでしょうか？
今回は、外構とエクステリアの違いについて詳しく解説しました。
この記事によって、あなたの疑問が解決しより良いエクステリアを作るためのきっかけとなりましたら幸いです。
大輝建設工業
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